(暗闇+呼吸+発声)×ワークショップ
「クラヤミノtones」
暗闇を使ったワークショップの中でも声と呼吸に特化したワークショップです。
クラヤミノtonesとは
クラヤミノtonesとは
2009年に誕生した日本発のオリジナルワークショップです。
「No religion ・ No technique ・ Voice only」
をスローガンとし、テクニックをあまり必要としない
o-e-i発声呼吸法(*1)や倍音声明(*2)を使う事で、
音のシャワー現象と倍音が発生する事が瞑想の効果
をもたらします。
また、呼吸が浅いと言われる現代人に対してはワークショップを行う事で
自然にインストールされ、呼吸が深くなり、
発声や呼吸を楽しみながらエンターティメントとして体験できます。
現代社会において会社員の方や特に女性は呼吸がとても浅いように感じられます。
その理由の一つに、電車の中で息を詰めた状態(息を殺している)
で乗車する事を毎日繰り返し,「呼吸をしない訓練」
をしている様なものです。
また、やわらかい食事が増え、あごが小さくなった事で、
特に男性は就寝時に口呼吸する方が多くなってきた報告もあります。
そんな私たちの呼吸の状況を変えたいと思って、
健康の観点からのアカデミックな話だけしても
中々改善されていかない状況や
また、その様な情報サイトが世の中にたくさんありますが
やはり、少しも改善されていない現状もあります。
そこで「tones」というエンターティメント性をもったワークショップを通して
声と呼吸を遊びながら体験してもらうことで
「声や呼吸ってすごいな」と感じる場を
作りたいとはじめました。
それを暗闇の空間で行う事もよって、
更に集中力・想像力・感覚鋭敏を増大させ、
大脳皮質の機能を刺激している事が最新の脳科学でわかり、
「クラヤミノtones」として活動を始めることになりました。
現在、声による倍音と暗闇の想像力によって「都市に声の森を創るためのワークショップ」
をコンセプトに展開しています。
(*1)o-e-i発声呼吸法とは、
唇は「u」の形のまま口腔内は「o」→「e」→「i」と変化させていく方法。
(*2)倍音声明はチベット密教の古派であるニンマ派の修行法の一つとして伝えられています。
集団で母音を唱え続けるというのが、ダイナミックで最も簡単な行法です。「m」→「u」→「o」→「a」→「e」→「i」→「n」→・・・と低音をとぎれなく連続的に発声し、
密度の粗い振動を起こすことで倍音が生じ、その倍音によって体内に精妙な振動が発生します。
クラヤミノtonesのプログラム
クラヤミノtonesのプログラム
クラヤミノtones(BASIC):一般(個人向け)
暗闇の中でシンプルに90分から120分間、声をを出す事に集中し、
呼吸筋(*2)を鍛え声を強くするプログラム。
まずは、これを楽しみながら何回か根気よく続け、
呼吸の基本を声を出しながら遊びながら学ぶ事が出来ます。
・クラヤミノtones( Advanced ):一般(個人向け)
暗闇の中で身体を動かしながら、声と身体を一体化させていく、応用プログラム。
動きながら芯のブレない声と呼吸の仕方を遊びながら学ぶことが出来、
実験的な動きを加えることで倍音の変化が現れ、非常に興味深い体験が味わえます。
・クラヤミノtones(Business):企業法人・団体向け
声と呼吸の基礎はもちろんの事、企業法人・団体向けの目的に応じて、
声のコントロールやアサーティブネス(*3)、声と呼吸を中心とした身体感覚の強化等、
様々な対応が可能です。目的を明確にし集中的に遊びながら学べるプログラムです。
(*2)呼吸筋(Muscles of respiration)とは、
呼吸を行う筋肉の総称。
呼吸をする際に胸郭の拡大、収縮を行う筋肉を指す。
種類としては、横隔膜、内肋間筋、外肋間筋、胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、
後斜角筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋などがある。
(*3)アサーティブネスとは、
自分の要求や意見を、相手の権利を侵害することなく、
誠実に、率直に、対等に表現することを意味する
クラヤミノtonesの目的
クラヤミノtonesの目的
①ホーメイ、ホーミーの基礎練習となること、
そのo-e-i発声呼吸法や倍音声明が呼吸の浅い現代人に対して、
声を出しながら自然に呼吸が深くなる身体に変えていく方法になること。
②人の声や倍音を聴く事で、身体に対して自然の空間(例えば熱帯雨林)で得られるのと同様なリラクゼーションに関する音響効果が得られること。
③暗闇によって集中力・想像力・感覚鋭敏を増大させ、大脳皮質の機能を刺激し活性化させること。
クラヤミノtonesメンバー
■tones倍音コンダクター
徳久ウィリアム
ホーメイなどの民族音楽的発声から、デス声、独自の「ノイズ声」まで、多様な声を操る声のスペシャリスト,世界のありとあらゆる特殊な発声法に精通。 そこから喉を痛めずに効率良く色んな声を出すノウハウを持つ。1999年~2003年ホーメイグループ「倍音S」に参加。現在、前衛からポップスまで、年間100本のライブを精力的にこなす。ワークショップやイベント企画/ディレクションも行なう。
HP
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■tonesファシリテーター
たむらひろし(暗闇プロデューサー・ワークショップクリエイター)
大学にて保健学を習得し検査技師として大手臨床検査会社、株式会社エスアールエルに入社、クロマトグラファーとして約13年従事し、「快の感情」に関するドーパミンをはじめモノアミン神経伝達物質の研究検査において国内で最も実績数を残した。その後、約7年間、NTT株式会社(レッドタクトン共同フィールド実験)等、数多くの医療系共同プロジェクトにて医療機器開発を行い、RFIDに関する数々の特許を取得した。
その後、2000年にカナダのライアソン大学にてワークショップを体験した後、独学で習得し、2002年に暗闇のワークショップ「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の企業向けサポートを行なった事を機に、2009年より独立し、ワークショップクリエイターとして脳や感覚に特化した視覚を遮断したユニークなワークショップの開発や個人向けの体験イベントや企業向けの人材育成プログラムやメンタルヘルスワールドカフェを行っている。
㈱BF.RECの代表取締役。健康管理一般指導員・平衡機能検査技術・心理相談員取得
渡辺たけし(ワークショップデザイナー)
ワークショップデザイナー。青山学院大学社会情報学研究科博士前期課程にてワークショプの研究を遂行中。活動としては「クラヤミノ tones」、「メガロシアター」、「うつくしい雪」などで数々のワークショップの設計と制作にたずさわる。また、パフォーマー、記者としての活動もあり。「東京ふつうの人新聞」では様々な「ふつう」とカテゴライズされる人々のスペシャルな部分を描き出す記事を多数執筆。
青山大学院ワークショップデザイナー育成プログラム
東京ふつうの人新聞
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滝山聖士(サウンドテクニカルアドバイザー)(現在北海道の為、お休み中)
1981年生。東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍。
聴取に(が)付随する知覚的現象・相互作用的行為と、その現在的な活用法について思考。生態心理学、サウンドデザインを行う。
HP