「すみだ北斎美術館」平成28年開館・プレ特別記念企画
―江戸すみだ発 北斎感覚―
2014年10月5日(日) 15:00開演(14:30開場)
暗闇の音のキオク
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富山清琴[人間国宝 地歌・三絃 ]
好評につき無事終了致しました。
ご来場誠にありがとうございました。
すみだトリフォニー小ホール(252席)
〒130-0013 墨田区錦糸1-2-3 TEL 03-5608-5400(代)
★JR総武線「錦糸町駅」北口より、徒歩5分
★東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」3番出口より、徒歩5分
★都営バス「錦糸町駅」下車 徒歩5分
[全席指定] ¥3,000
墨田区在住在勤在学、トリフォニークラブ会員は¥1,500、同時入会申込可
出演 :
富山 清琴[人間国宝 地歌・三絃]
富山 清仁[地歌・三絃]
たむら ひろし[暗闇プロデューサー・ファシリテーター・クラヤミノtones主催]
奥田敦子(北斎担当学芸員)
《コンサート&レクチャー》
江戸時代の薄明かり、暗闇で聴く
「三吉(さんきち)」(繁太夫物)
「残月」(峰崎勾当作曲)
「曲ねずみ」(作物)
三味線の楽器解説
<みんなで地歌を歌おう> ほか
■内容
世界的芸術家 葛飾北斎は、現在のすみだトリフォニーホールにほど近いところで生まれ、
90年の生涯のほとんどを墨田区で過ごしました。
北斎は、三味線、箏、尺八など和楽器を演奏する人々を数多く描いた作品を残しており、
邦楽を愛好していたことがうかがえます。
江戸時代に、北斎がすみだで聴いていた “音”―。
その “音”を、江戸時代の薄明かりや江戸時代の人々にとって、身近だった「暗闇」という
環境の中で、北斎の感覚・知覚に近づき、聴いてみませんか。現代に生きるわたしたちは、
三味線音楽の味わいを、より純粋に感じられるかもしれません。
三味線音楽の中で一番古い歴史を持ち、江戸時代に爆発的人気を得た地歌の歌い方
など、目からウロコのお話も!
演奏曲は、文楽や歌舞伎でよく演じられる 『恋女房染分手綱』 の 「重の井子別れ」 の
場による母と息子の三吉の悲しい別れを語る、 「三吉(さんきち)」 (繁大夫物)。故人を
しみじみと追悼する名曲、 「残月」 (峰崎勾当作曲)。 「曲ねずみ」 (作物) は、たくさんの
ねずみたちが夜の台所で暴れまわる様子をおもしろおかしく描いたもので、ねずみの
鳴き声などの擬音・擬態を三味線で巧みに表現します。
演奏は、日本だけでなく世界の数々の演奏会に招待され出演しており、近年、歌舞伎の
坂東玉三郎丈との共演の多い、富山清琴[人間国宝]。地歌の奥義を極めた技を披露する
スペシャルなひとときをお楽しみに!
※公演の演出上、短い時間ですが場内が、うす暗闇になりますので、ご了承ください。(完全暗転ではありません)
■出演者
富山 清琴(とみやま せいきん)
人間国宝であった富山清翁(初代富山清琴)の長男で、幼少より父に手ほどきを受ける。
東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。平成元年、同3年文化庁芸術祭賞受章。同12年
富山清琴を襲名、家元を継承。同16年日本芸術院賞受賞。同18年松尾芸能賞優秀賞
受賞。同21年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。同23年紫綬褒章受章。
富山 清仁(とみやま きよひと)
二代富山清琴(人間国宝)に師事し、現在に至るまで研鑚を積む。
昭和62年初舞台。近年、演奏会や地唄舞の公演で父の助演を務めるなど活躍の場を
広げている。
たむら ひろし
(株)BF.REC 代表取締役・暗闇プロデューサー・クラヤミノtones主催
2009年臨床検査研究所から独立し、暗闇プロデューサーとして
人財育成を目的として感覚に特化したユニークなワークショップ開発や
美術館・公共施設等での体験イベントを実施。
奥田敦子(北斎担当学芸員)
東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。日本美術史専攻。
太田記念美術館主任学芸員を経て、現在、(公財)墨田区文化振興財団北斎事業課学芸員。
立正大学講師。主著に『広重の団扇絵 知られざる浮世絵』(芸艸堂、2010年)
山田泰士
映像技術
■ご予約・お問合わせ
トリフォニーホールチケットセンター ・ ・ ・ ・03-5608-1212
トリフォニーホールチケットオンライン ・ ・ ・お申し込みサイト
e+(イープラス) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ お申し込みサイト
チケットぴあ[ Pコード: 241-772] ・ ・ ・ ・ ・お申し込みサイト0570-02-9999
■主催・企画
すみだトリフォニーホール
※都合により公演内容の一部が変更となる場合がございます。
※未就学児のご入場はご遠慮ください
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