内容:茶道の姿勢作り(静の姿勢と動の姿勢)・お辞儀・立ち方と座り方・摺り足
先日、9/4の原宿で行った「空中茶室」でお点前パフォーマンスをして頂いた中村先生のワークショップとなります。
中村先生の壺月遠州流は、武家茶道・遠州流の流れをくんでおります。
中村先生からのメッセージ
余計な動きや力を削ぎ落とし、力を正しく使い所作において合理性に基づいた
負担のかからない身体使いを目指しております。当流では、礼法が基本にあります。
礼は人を敬う所作でもあり、茶道精神の基本の一つでもあります。
それだけではなく礼法は、お点前の基本でもあり家に例えるならば土台、基礎部分ともいえます。
特に人間の根本的な諸所作「立つ」、「座る」、「歩く」、「お辞儀をする」などの基本的な所作を正しい教授のもと取り組むことで、臍下丹田に「氣」を鎮め、自分の身体を芸術体として活動させる素地を作ることができます。
その根幹にあり、礼法の基礎となるものは、当流では「正座」のあると考え、伝えられてきました。
正座を基本とした立ち座りは、胡坐で行うよりも丹田の存在を捉えやすく、
氣を高め身体を鍛えられる方法として昔から重んじられてきました。
今回のワークショップでサムライの礼作法に触れていただき、
日常生活やご自身の身体表現などに役に立てていただければと思います。
茶道の経験は全く必要ありません。
また初めての方から武道の経験者や、身体表現等に携わっておられる方々も大歓迎です。
正座をいたしますので、ゆったりとしたズボン等をお勧め致します。