2012年 タタミスタジオ イベント
2012年1月26日（木）～1月29日(日） 終了しました。
アイディン・テキアシュ Aydin Tekerによるワークショップ
【アイディン・メソッドで身体バランスを創る】
アイディン・テキアシュ独自のメソッドにより、自分の身体を理解し、
ひとつひとつの部位の自由度を高め、
中心線との関係を作っていくトレーニング、
そしてそれを意識した簡単なダンス的な動きを試みます。
ダンサーでなくても、自身の身体を学びたい、動きの可動性を高めるやり方を学びたい方なら、どなたでも参加いただけます。
4回継続しての参加が理想ですが、単発参加も可能です。
コントラバス奏者、作曲家の河崎純とのコラボレーション「db-ll-base」（ダブ・ル・ベース）
プロジェクトの作品創作の為に来日。（セゾン文化財団助成）
人間の骨格や関節構造を知りそれらの動きの限界を広げる濃密な4日間！！
「harS」
ソロダンサーによる「harS」では、ダンサーは自らの身体の拡張としてのハープと対峙し、
ともに空間を形成していく。トルコのダンス評論家アイリン・カレムは、
作品について次のように示唆している。「この作品は人間の身体とハープの独創的な共生である。
そこでは、身体と楽器の予期せぬ関係が執拗に追及される。
この追求はいかなる定義づけも許さず、一貫して新たな共生の形を顕わにし続ける。
「aKabi」
「aKabi」では、高さ50センチもの不安定な履物を履くことで身体の自由を奪われた
ダンサーたちの究極のバランスが生み出す独創的な美しさが話題となった。
■アイディン・テキアシュ Aydin Teker:プロフィール
トルコのコンテンポラリー・ダンスのパイオニア的存在として知られる振付家。
アンカラ国立コンセルバトリーでバレエを学び、卒業後、
アンカラ国立オペラ・バレエ団にダンサーとして入団。
1976年に退団してロンドンに留学。続いてアメリカに渡り、
ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツで芸術学士号と芸術修士号を取得。
82年に帰国し、イスタンブールのミマールシナン大学でモダンダンスを教え始める。
93年に同大学より博士号取得。
93年にフルブライト奨学金により再びニューヨークに渡り、1年間、身体構成理論の研究を行う。
現在、ミマールシナン大学モダンダンス学科の学科長を務めながら、自身の創作に打ち込む。
人間の骨格や関節構造を知りつくし、それらの動きの限界を広げることで身体を解放する
そこから新たな動きを生み出すことから、作風は時に「解剖学的」と称される。
身体の仕組みを理解することから始まるテキアシュとダンサーの共同作業は、
緻密で、長い時間に及ぶ。
主な作品に、｢Density｣(2001年、イスタンブールにて初演。同年Zürich Theater Spektakelにて特別賞)、
「aKabi」(2005年、ベルリンのHaus der Berliner Festspieleniteにて初演)、 「harS」(2008年、ベルギーのKunstenfestivaldesartsにて初演)など。
これらを含めて多くの作品が、ヨーロッパ各地、エストニア、カナダ、米国、シンガポールなどで上演されている。
アイディン・テキアシュは、楽器が持つ強い意味と楽器を支配する美学を解体しおおせている。それは、表象と反表象の潜在的な関係を考察することでもある。」
■日時：
1月26日 (木）19：00-20：30ワークショップ①
身体の面、および身体の中心線と中心重力を理解し、簡単なダンス的動きを試みる。
1月27日（金）19：00-20：30ワークショップ②
頭部と頸椎、それらと中心線の関係を理解し、簡単なダンス的動きを試みる。
1月28日（土）17：30-19：00ワークショップ③
骨盤と大腿骨、それらと中心線の関係を理解し、簡単なダンス的動きを試みる。
1月29日（日）17：30-20：00ワークショップ④
脊髄と胸部、それらと中心線の関係を理解し、簡単なダンス的動きを試みる。
(19:00～19：30の休憩後、「db-ll-base」プロジェクトによるミニデモンストレーションあり）
■受講資格：ダンサーでなくても身体に興味のある方も歓迎致します。
■定員：10名、要予約、定員になり次第締め切ります。通訳あり。(あと3名です）
■受講費：全4回受講12,000円、単発受講4000円
■場所：埼玉県川口市芝中田1-6-12 2F タタミスタジオ
地図
(京浜東北線 蕨駅から徒歩8分、蕨駅まで池袋駅から電車で約２０分）
■TEL:03-6317-3999（9：00～18：00）電話予約も可です。
■注意点：アーティストの来日の都合で中止になる場合もあります。
